なたろぐ

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私の廃人時代を振り返る。Part1

どうも。今夜は少々冷え込んでおります現在7℃の東京から、こんばんわ。Nataly(@Nataly_C1988)です。

 

昨年2015年はいろいろありまして、年の目標を”再構築”としておりました。

 

昨年2015年の目標を ”再構築”とした背景

2013年夏から小さな会社の立ち上げに取り組んだ私は、朝9:00から夜(いや、朝?)2:00まで働く事が当たり前の生活を送りつづけて、最初こそ、”やりがい” やら、”達成感”、”充実感”なんかで満たされていた私も、さすがにプライベートの時間はシャワーの時間と睡眠くらいになり、友人との時間も、家族との時間もなくなって、彼氏もできないし、もう、言葉の通りボロボロになっていったわけです。

 

で、2015年の2月にはお金も尽きて、いろんな人の期待に答える事ができなくなって、多くの人の信用を失って、もうこれは限界だというところまできて、やっと、歩みを止めてみた訳です。歩みを止めざるを得なかったというのが正直なところかもしれません。もう、山道を駆け上がりすぎて、足が棒になって歩く事も立っている事もできなくなった、そんな状態かな。

 

人生ので初めて感じる”無”の時間

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2015年2月に、もうこれ以上は歩けないぜ...っていう状況になったので、3月は寝込みました。これも、言葉通りです。資金も尽きて、事業を手放さざるを得なくなって、今まで支えてくれた人たちや、応援してくれた人、共に頑張った人も失ってしまったので、とにかく寝込みました。これも、寝込まざるを得なかったというか、せっかくある四肢もそのときばかりは動く事をいやがっていました。なので、横になっているしかなかったんです。でも、お腹がすいてしまうので、1日に1度だけ、調子がいいときは2度だけ起き上がりました。食べる為に。(昔から、横になってモノを食べる事が出来ないので、起き上がって、椅子に腰掛けて食事をとりました。)あと、行動範囲は500m以内にあるコンビニか、地域密着の激安スーパーになっていました。

 

この時に、人生で初めて、何も感じない”無感”の時を過ごすことになりました。

 

いつも、どんなに落ち込んでも、2~3日ふさぎ込んでいたら、自然とやりたい事がパッと思い浮かんで、また元の生活に戻ったり、何もやる気が起きなくても”何かやらなきゃな〜”と無意識レベルで思っていたり。

 

でも、このときばかりは、本当に、”無”でした。オシャレしたい訳でもない、空腹以外の理由で食べものを口にしたい分けでもない。いつも、必ずネイルカラーはしているのですが、マニュキアもはげ放題、髪も、もう何日もブラッシングしていない...。少しの希望とか、頑張らなきゃと、自分を鼓舞するような、そんな気配も自分の中に感じませんでした。更に、自分でもちょっとまずいかもと思ったのは、悔しいとか、後悔とか、敗北感とか、申し訳なさとか、そういう今までやってきた事に対しても何も感じなかった事です。まさに何も心が動かない”無”の状態でした。

 

”無感”を抜け出す為にやってみたこと

これはさすがにヤバいなと思って、この状態を抜け出す為にやってみた事は以下の通りなんです。心が動かないなら、体を動かしてみるかと言う事で、とりあえず、起き上がって動いてみました。言うまでもなく、どれも失敗に終わっていますが...。笑

■読書してみる。

とにかく何も感じないので、本を読んでも内容は上の空。心にも響かないので3ページ程読んでは飽きてしまい失敗。

■友達と会ってみる。

心がふさぎ込んでしまっているので、そんなに近しくない友人や、ましては初めて会う人になんて、素直に話をできるはずもなく、「久しぶりだね〜、最近どうしてるの〜?」なんて会話は嫌悪感しかなく、あえなく失敗。(笑)頑張って話してみたところで、見栄や変な自尊心で”盛った”話ばかりになり、悪い事をしているような気持ちになり罪悪感を抱くという悪循環となり断念。

■買い物に出かけてみる。

なんせ”無感”ですので、「この服かわいいー!」とか「このヒールかっこいいー!」とか、そんな事も感じません。無です。また、東京の物価の高さにも打ちひしがれると同時に、歩くのが面倒になり断念。失敗です。

■甘いものを食べてみる。

運動もたいしてしていないし、基本的に1日の80%の時間を横になって過ごしているだけなので、太ってしまうのではないかという懸念が、食べている最中に罪悪感に変わり、甘いものの馬鹿食いをストップ。

 

■とにかくお酒を飲んでみた。

生粋のビール党の私なのですが、朝の10:00から飲んでました。朝ご飯を食べながら飲んでみたり、昼ご飯を食べながら飲んだり。もともと、お酒がさほど強くないので、すぐに眠くなってしまい、寝すぎて寝付けない時には良かったと思います。しかし、飲み続けて、体調を崩して、これもストップです。

結果

 はい、みなさんお気づきのように、よかれと思った事が、逆に悪い循環を生んでしまって、逆効果でした。こうして2015年、26歳彼氏なし女子の月日は流れ、気付けば1か月が経過し、その1か月のほとんどを横たわって過ごしたのでした。。。

 

再度、私の人生に命を吹き込んでくれた出来事

”廃人”・"灰"という言葉そのものだった私はもう私という人間は「1度死んだようなもの」だなと、思っていました。しかも、深刻だったのは、再生する気もなけば、きざしもない。いつになったら私はここから起き上がるのだろうと漠然と思いながらも、そんな”気”が毛頭なかったのです。

 

しかし、そんな私が立ち直るきっかけになった出来事がありました。

 

シアトルに住む中国系アメリカ人の友人からの1本の電話。それが、私を再度ベットから起き上がらせてくれることとなりました。そして、その1本の電話で決めたある1つの行動が 私の人生に再度色を取り戻してくれることとなりました。

 

長くなりそうなので、「1本の電話から決意したこと」については、後日書いてみようと思います。ここまで、読んでくださり、ありがとうございました。